ピュアポートレートサービス | 日記 | 日比谷公園１

・・雨の外苑、夜霧の日比谷・・・懐かしいと云うと、年代が分るあんな時代に夜霧の日比谷でシッポリしていたカップルがいた事に嫉妬してしまうが、よく考えるとあの時代、俺も表参道を可愛い新入生と歩いた・・・
分けも分らず表参道は素敵らしいらしいという情報は得ていた。
華道部にいたのだが、春に新入生が入ってその中にタイプの違う２人の綺麗どころがいた、２人は同じ付属高校からきたみたいなのだが・・・気になった娘をデートに誘ったら「ハイ」という返事で２人で表参道を歩いた・・・ただ歩いただけだった、何が良いのかをからずただ東京っ子と田舎者の俺が表参道をただズーツと手を握る事もなく歩いた・・同潤会アパートだけはあったのだろうがその良さも分らない・・
なぜあの娘は承知したのか今でも分らない、なんだか済まなかったという気持ちだけがズーット残った。

アシスタント時代は表参道で過ごした。
フリーになって南青山に事務所をもった。
原宿・表参道は出発点のような特別な処なのだが、今撮影とかで原宿界隈に行くと、とても遠く、よそ者の気分になってしまう。
次の？次の世代が夢を育んでいて・・・私たちの懐かしむ場所ではなくズーット次の若者たちの戦いの場として続いているんだ・・・