ピュアポートレートサービス | 日記 | 遠雷と朝顔


2013/09/17
遠雷と朝顔


いきつ戻りつする朦朧とした意識の狭間に遠雷の音だけが重なって記憶に残った。心地よく、夢見心地で素敵な経験なのだが・・やがて、意識がハッキリする頃には、それは強風と豪雨をつれて、頭上にあたかも君臨するように、我々の頭を押さえつけるように居続け・・夜明け前というにも関わらず、遠慮なく強烈に繰り返すバリバリという雷鳴とガラス窓をたたく雨音で人々を不安におとしめ・・・自分の存在を強烈に知らしめているようだった!あの人は何をそんなに怒っておいでなのだろうか?あの人には御心があるのだろうか?平和な長閑な地域に竜巻を派遣し、天災に無縁な限界集落にちかい極地的な豪雨をみまい・・・
東京の人々は、2日続けて夜明け前に無粋な雷鳴に目覚めさせられた。
我々日本人はあれ以来あたかもこの世界で一番下劣な人種のように、自分達をさげ下し品行方正に暮らしてきたではないか!!強権にはこのように頭を抑え、過ぎ去るのを待つ、長い間そうしてたではないか・・正しい歴史認識を持つ事も許されず!目隠しさえもされ・・・自分の正当性も主張できないくらい押さえ続けられてきたではないか?
何を思ったか俺は夜の明けきらぬベランダにカメラをもち、盛りを過ぎてなお咲き続けようとする朝顔を撮った。夜前まえの遠雷・・・今までに経験はないのだが・・・ベランダ越しに夜と夜明けのしじまに息を凝らし、あの人の行き過ぎるを待った。それでも咲く日には咲かざる得ない朝顔、それはまるで全てに流されても、やるべき事はやらないと・・・いろんな事に縛られているもがいている自分の姿のような・・・

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